短期攻略センター物理 解くのに必要な時間、問題の難易度を紹介

参考書関連
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こんにちは!今回は駿台文庫が出版している短期攻略センター物理(2017年11月9日 初 版第7刷発行)を全て解いたので、解くのにかかった時間や難易度について報告したいと思います。

短期攻略センター物理ってどんな参考書なのか

表紙に書いてある「1日1テーマ!1ヶ月で完成!」というみだしのもと、センター形式の問題を150題程度、載せている参考書です。

解いてみたらわかりますが、この参考書はセンター物理で高得点を目指す人のための参考書であって、物理を習いたての人は1ヶ月で解くことはほぼ無理です(笑)

全ての時間を物理に捧げれば可能かもしれませんが、受験生は物理だけに時間を割くことができないという点、難易度が高いものが入っているため、慣れないうちはなかなか進めないと思います。

解くのに必要な時間を概算

私は、この参考書を解くのに1週目は20日程度かかりました。1日1~2時間程度、ある程度の物理が解けること。(ここ数年のマーク模試やセンター試験は90点以下になったことがない)

さすがに受験生(特に高3生)はこの状態で解き始めることはないと思います。

ちなみにテーマの数は以下のとおりになっています。

  • 力学(8テーマ/46題)
  • 熱力学(3テーマ/17題)
  • 波動(4テーマ/36題)
  • 電磁気学(9テーマ/47題)
  • 原子(2テーマ8題)
  • 合計(28テーマ/154題)

154題は参考書として適切な数だと私は思っています。心が折れないちょうどいい数(笑)

問題1つずつに目標時間が与えられていて、その時間以内に解くことを最終目標としています。1題の目標時間は2分~15分の間ぐらいで設定されています。この時間はセンター試験を解く際にも参考になります。

ちなみに全ての問題の目標時間を足すと1282分(21時間程度)の計算になりました。ある程度解ける人なら、1日2時間やれば20日程度で終わるのは妥当だなと思いました(笑)

難易度について

問題の難易度に関しては、教科書レベルのものもありますが、セミナーやリードαなど受験する学校が使う、太い問題集の応用例題ぐらいの難易度が多いと感じました。基本問題を解いていない人は正直厳しいと思います。

あと、センター試験独特の問題がいくつか入っています。計算で解く問題ではなく、このような物理現象が起こるとどのような変化が起こるかを考えないと解けないタイプの問題です。

まとめ

短期攻略センター物理は11月頃に解くのが最適な問題集です。この時期にはほとんどの受験生が教科書を終えるはずです。そうであってほしい…(笑)

  • 問題の数は150題程度
  • 学校の問題集よりレベルは高い
  • 目標時間を守りつつ、問題を解ける人は確実に高得点

もちろん受験は時間との戦いなので、早めに取り組んでおくことをオススメします。

物理を習いたての人は学校の問題集の基本事項を一通り終わらせましょう。ではでは!(n‘∀‘)η

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