自分の子供が不登校になるなんて!
そんな思いを持つ保護者の方は一定数いると思います。
現在、日本全国で不登校と呼ばれる児童や生徒が増加してきています。
学校に行かせたい!でも行ってくれない・・・
そんな思いで過ごす不安な保護者のためにドシっと構える方法を紹介したいと思います。
「学校に行きなさい!」というのをやめる
まずは、「学校に行きなさい!」という発言をやめましょう。
日本の児童・生徒はとても真面目です。
いじめ等の問題がなければ、学校に行けるなら学校に行きたいのが、ほとんどだと思います。
毎日この発言をすることによって、家庭内で互いにストレスがかかります。
もしかしたら、目の前にいないときに自分の部屋で泣き明かすお子さんもいるかもしれません。
それって、いいことなんでしょうか?
家庭は子どもにとって、安心できる唯一の場所です。
広い心で包んであげるようにしましょう。
原因は何なのか聞いてみる
まずは、行きたくないという原因を聞いてみましょう。
原因は多岐にわたります。
詳しく知りたい人は、文科省のデータをまとめた記事を書いたので、リンクから飛んで読んでいただきたいと思います。
原因を聞いた後に、「そんな理由で学校休まないで!」と言うと不登校がさらに悪化するので気をつけましょう。
「そっか。つらかったんだね」とか共感することが最も大切です。
『朝起きようとしても起きれない』は起立性調節障害の可能性あり
朝が起きれないなどは、起立性調節障害なども疑っていく必要があります。
起立性調節障害とは、自律神経失調症の1つで『立つとクラクラする』『朝の調子が悪い』など、学校生活になじみにくい症状がいろいろとでてきます。
小学生~高校生だけでなく、大人でも症状がでることがあるので軽視できません。
朝頑張って起きると逆に体調が悪くなる恐れすらもありますので、あまりにも酷い場合は、病院で診断を受けてみるのも一つの手です。
しかし、お子さんが病院に行ってくれるとは限りません。
なので、↓↓↓下記のようなサプリメントタイプを試してみるのもおススメです。
学校へ相談しておく
学校への相談は必須事項だと思います。
相談窓口としては、以下の人が候補に挙がると思います。
- 担任
- 教育相談担当の先生
- 学年主任
- 部活動顧問の先生
- 月に1回来る学校担当の心理カウンセラーの先生
一番は担任とともに解決できるといいですが、全ての児童・生徒に対応できるとは限りませんので、「担任が動いてくれない!」とか考えること事体、無駄だと思いましょう。
いずれにせよ、学校現場へのアプローチをしていくことは重要です。
生徒同士の人間関係に関する問題は、学校の協力なしには解決できません。
高校生の場合、転校も視野に入れる
人間関係に関しての問題の場合は、周りの高校や隣の地区に転校するなど、学校側に相談すれば積極的に動いてくれることが多いです。
上記に出てきた起立性調節障害などの病気になった場合は、全日制高校の出席日数を満たすのが厳しいです。
この場合、全日制の学校で頑張るよりも通信高校などを視野に入れて進路を考えていく方が現実的です。
最近は通信制高校も増えてきていて、日本の19人に1人は通信高校に通っていると言われています。
不登校の児童生徒に見せてあげると良い映画
不登校で家にいるため時間が豊富にあるのは事実かと思います。
個人的におススメしているのが『西の魔女が死んだ』という映画です。
内容に関してはネタバレになるので深くは書きませんが、不登校の生徒が成長できる場は学校だけではないことに気づかせてくれます。
保護者の方にもぜひ見てほしいです。
明日からでもできること
いろいろなことを書いてきまししたが、不登校は簡単には解決できません。
長い時間をかけて復帰させていく必要があります。
不登校を解消するための第一歩として、以下のことを推奨します。
- 朝に起きる時間を決める。
- 今日一日のやることを自分で決めて計画表を作り実行していく。
- 夜に眠る時間を決める。
この3点を実行できるように家族で協力しましょう。
諦めずに自分の計画をやり抜く力があれば、社会で十分通用します。
自身がついてくると自ら学校に復帰したがる生徒も増えます。
何事もコツコツと長い目で見てあげましょう。
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